「犬と猫、飼うならどっちがお金がかかるの?」「毎月どれくらいの費用を見込んでおけばいい?」
ペットを迎える前に、飼育費用の全体像を把握しておくことはとても大切です。
この記事では、犬と猫それぞれの初期費用・月々の費用・生涯費用を具体的な数字で徹底比較します。「こんなにかかると思わなかった」と後悔しないために、ぜひ最後まで読んでみてください。
犬と猫の飼育費用を比較【年間・生涯】
まずは全体像を把握しましょう。以下はアニコム損保「ペットにかける年間支出調査(2025年版)」をもとにした平均費用です。
| 項目 | 犬(年間) | 猫(年間) |
|---|---|---|
| フード・おやつ | 約6.5万円 | 約4.5万円 |
| 医療費(予防・治療) | 約7.5万円 | 約4.0万円 |
| トリミング・美容 | 約4.5万円 | 約1.0万円 |
| ペット保険 | 約5.0万円 | 約3.5万円 |
| 日用品(トイレ・ケア用品) | 約2.0万円 | 約2.5万円 |
| その他(洋服・レジャーなど) | 約3.5万円 | 約1.5万円 |
| 年間合計 | 約29万円 | 約17万円 |
| 生涯費用(平均寿命) | 約400万円(14年) | 約270万円(16年) |
犬は猫に比べて年間約12万円多くかかる計算です。特にトリミング代と医療費の差が大きいことがわかります。
初期費用の内訳【犬・猫別】
犬を迎えるときの初期費用
| 項目 | 費用目安 |
|---|---|
| 生体代(ペットショップ/ブリーダー) | 15〜40万円 |
| 畜犬登録・狂犬病予防注射 | 約6,000円 |
| 混合ワクチン(2〜3回) | 1.5〜2.5万円 |
| マイクロチップ装着 | 約5,000円(義務化済み) |
| 避妊・去勢手術 | 2〜5万円 |
| ケージ・サークル | 0.5〜2万円 |
| 食器・リード・首輪・トイレ用品 | 1〜1.5万円 |
| 合計 | 約22〜53万円 |
猫を迎えるときの初期費用
| 項目 | 費用目安 |
|---|---|
| 生体代(ペットショップ/ブリーダー) | 10〜35万円 |
| 混合ワクチン(2〜3回) | 1〜2万円 |
| マイクロチップ装着 | 約5,000円(義務化済み) |
| 避妊・去勢手術 | 1.5〜3万円 |
| ケージ・キャットタワー | 0.5〜2万円 |
| 食器・トイレ・猫砂・爪とぎ | 0.5〜1万円 |
| 合計 | 約15〜45万円 |
保護犬・保護猫を迎える場合は生体代がかからず、初期費用を大幅に抑えられます(譲渡費用は1〜5万円程度)。
月々の費用シミュレーション
実際に毎月どれくらいかかるのか、モデルケースで計算してみましょう。
小型犬(トイプードル)の場合
| 項目 | 月額 |
|---|---|
| プレミアムフード(2kg/月) | 約4,000円 |
| おやつ | 約1,000円 |
| トイレシーツ | 約1,000円 |
| トリミング(月1回) | 約6,000円 |
| ペット保険 | 約3,500円 |
| 月額合計 | 約15,500円 |
室内飼い猫(ミックス)の場合
| 項目 | 月額 |
|---|---|
| フード(2kg/月) | 約3,000円 |
| おやつ | 約500円 |
| 猫砂(月2回交換) | 約1,500円 |
| ペット保険 | 約2,500円 |
| 月額合計 | 約7,500円 |
猫はトリミングがほぼ不要なため、月々の固定費は犬の約半分で済みます。ただし、キャットタワーの買い替えや爪とぎの消耗品費は別途かかります。
意外とかかる医療費に備える方法
犬・猫の医療費が高い理由
ペットには人間のような公的医療保険がありません。そのため、治療費は全額自己負担です。骨折の手術で20〜40万円、がん治療で50万円以上かかるケースもあります。
ペット保険は入るべき?
結論から言うと、若いうちに加入しておくのがおすすめです。理由は以下の通りです。
- 高齢になると保険料が上がる、または加入できなくなる
- 1回の入院で10万円超は珍しくない
- 月2,000〜4,000円の保険料で、70%補償のプランに入れる
保険に入らない場合は、毎月5,000円を「ペット医療費積立」として別口座に貯める方法がおすすめです。5年で30万円貯まり、突然の手術にも対応できます。
飼育費用を賢く節約する5つのコツ
1. フードはまとめ買いで単価を下げる
Amazonの定期おトク便やネット通販のセール時にまとめ買いすると、店頭価格の20〜30%オフで購入できることがあります。
2. トリミングは部分ケアを自分でやる
足裏の毛カットや爪切りを自分で行うだけで、トリミングの頻度を2ヶ月に1回に減らせます。年間で約3万円の節約になります。
3. ペット保険は補償内容をしっかり比較
70%補償と50%補償では月額1,000〜2,000円の差があります。健康な若いうちは50%補償でスタートし、シニア期に補償を手厚くするという方法も有効です。
4. おもちゃはDIYや100均を活用
猫じゃらしや犬のロープトイは100均で十分です。段ボール箱や紙袋も立派な猫のおもちゃになります。
5. 予防接種・健康診断は割引のある動物病院を選ぶ
春の予防接種シーズンにはセット割引を実施する動物病院もあります。かかりつけ医を決めて、まとめて受診するのがお得です。
まとめ|飼育費用を把握して、安心してペットを迎えよう
犬も猫も、家族として迎えるからにはお金の備えは必須です。
- 犬は年間約29万円、猫は年間約17万円が目安
- 生涯費用は犬約400万円、猫約270万円
- 医療費に備えてペット保険か積立を検討
- フードのまとめ買い・トリミングの部分DIYで節約可能
費用を知ることは「飼わないほうがいい」ということではなく、「安心して飼うための準備」です。しっかり計画を立てて、ペットとの幸せな生活をスタートさせましょう。

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